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<エンゼルス5-6ヤンキース>◇22日(日本時間23日)◇エンゼルスタジアム 【アナハイム(米カリフォルニア州)=大塚仁】ヤンキース松井秀喜外野手(35)が2試合連続の28号ソロで2年ぶりのプレーオフ進出決定に花を添えた。エンゼルス戦の5回に右腕サンタナからアーチをかけ、追加点を挙げてチームの勝利に貢献した。昨年左ひざを手術してからちょうど1年となったこの日は、また記憶に残る1日となった。レッドソックスが敗れたため、地区優勝マジックは2つ減って6となった。 高いフェンスをものともしなかった。右中間の深さも関係なかった。91マイル(146キロ)の速球を完ぺきにとらえた松井の打球は、最後まで失速せずにスタンドに飛び込んだ。「フルカウントから甘いストレートが真ん中に入ってきたんで、ラッキーでしたね」。今の松井は失投を逃さない。2試合連発、ここ6試合で4本目となる28号ソロは、リードを5点に広げる貴重なアーチだった。 この1本が最後まで効いた。エンゼルスに一時は同点とされたが、9回にロドリゲスの犠飛で勝ち越し。リベラが締めて1点差の競り合いを制した。先にレンジャーズが敗れたためプレーオフ進出は決まっていたが、今季敵地でのエンゼルス戦初勝利で2年ぶりの進出決定に花を添えた。それでも地区優勝への意識が強いだけに、シャンパンファイトや乾杯はなくジラルディ監督が簡単なあいさつをしただけ。松井も「最低限のチームの目標でしたから、そういう意味では良かった」とあくまで冷静に喜びをかみしめた。 ちょうど1年前、松井は手術室にいた。前日の9月21日に旧ヤンキースタジアムでの最終戦に出場し、翌22日に左ひざの内視鏡手術を受けていた。リハビリから始まった365日は、本塁打を打ってプレーオフ決定という復活劇で締めくくられた。「まあ(プレーしているのは)当然と言えば当然なんだよね。1年は早いなという感じぐらいかな」。少しずつ階段を上がっていった結果が28本塁打であり、チームの96勝だった。 レッドソックスが敗れたため地区優勝マジックは6になった。「やはりチームは地区優勝という気持ちが強い。しっかり戦っていきたい」と松井が言えば、ジラルディ監督も「まだ何かを成し遂げたわけじゃない」と表情を引き締めた。目標はまだ先にある。常勝ヤンキース復活へ、すべての試合を終えるまで手綱を緩めることはない。 [2009年9月24日 日刊スポーツ] すごい表情だなぁ
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